こんにちは、小法師です!

2019年8月16日(金)19時56分~22時54分まで、日本テレビ「金曜ロードSHOW!」で「千と千尋の神隠し」のノーカット放送がありますね!アカデミー賞受賞作品であり、日本歴代映画興行収入第1位に輝き続ける名作を観る機会がやってきました!
かわ
2001年7月に日本で公開されて、世界中でも公開されるようになった宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」。毎年のようにテレビで放映もされていますが、やっぱり見てしまうんですよね(笑)

不思議な世界での物語なんですが、最近見返していて「どういう意味かな?」というのがありました。

ヘドロの塊のような生物・オクサレ様・・・実は川の神様なんですが、お風呂に入りに来て、主人公の千が面倒を見てとてもきれいになった。そして最後に綺麗になった川の神様が「よきかな・・・」というセリフを残しつつ、お店を出ていくんですよね。

そして千の手に「団子」が握られていた・・・。どういう意味があるのかな・・・と思い、色々と調べながら私なりに考察したいと思います!

早速いってみましょう!



千と千尋の神隠しの川の神の団子の意味は?

川の神が立ち去った後、千の手に握られていた黒い団子。どういう意味があるのか考えてみました。

浄化させる食べ物

上のtweetにもありますが団子の正体は「浄化させる食べ物」ではないかと思うのです。

この団子、実は大きな役割を担っています。色々と食い散らかして悪賢く成長してしまった「カオナシ」や、湯婆婆が「ハク」の体に忍ばせた「黒い虫」によって呪われてしまった「ハク」にそれぞれ食べさせたところ、様々なものを吐き出しました。

その結果、カオナシはいつものおとなしい感じになり、ハクは呪縛から解き放たれたわけです。

千も苦団子を口にしたけれど?

千も口にはしましたが、思いっきり苦い顔をしただけで、何も吐き出しはしませんでした。これは、きっと千が欲望に囚われているわけではなく、純粋な心を持っているからではないでしょうか。

川の神様がお風呂に入りに来た時、それはそれはヘドロの塊のような異臭を放ち湯婆婆からは「オクサレ様」と呼ばれていました。

そんな「オクサレ様」を相手にしても千はありったけの薬湯を使って、丁寧に対応をし、きれいにしようと精一杯対応をしていました。

その結果、「オクサレ様」の体に刺さっていた不法投棄されたであろう自転車をも引っこ抜いて、体中に溜まっていたあらゆるゴミをきれいにしたわけです。

そういう気持ちをもった千ですからね。人間ですから多少の毒っ気はあると思いますが、何かを吐き出すような浄化しなければいけないような不純なものはもっていなかったのではないかと思います。


川の神の「よきかな」のセリフの意味は?

湯婆婆からは「御腐れ神」と言われていたものの、千の献身的な対応によって綺麗になった川の神様。上のtweetが川の神様ですが、非常にすっきりとした顔をしてお店を出て行かれました。

その時に残した言葉が「よきかな」でした。

「よきかな」=「よくやった」

「よきかな」を辞書などで調べてみると「よくやった」という意味があるようです。

「よき」が「良い」という意味。「かな」というのは「詠嘆の終助詞」という意味を持っているそうです。何かに感動した後に「~だなぁ」という言葉となります。

きれいな夕日を見た時「きれいだなぁ~」と感情をこめて思うことあると思いますが、その「だなぁ~」の部分ですね。

川の神様の気持ち=よきかな

川の神様が、千が行った行動に対して「よくやった~ありがとうね~」という意味を込めて『よきかな』といったのでしょうね。

「かな」という言葉がついているから余計に川の神様の気持ちが伝わってきます。

そりゃ~あれだけのゴミやヘドロ、挙句の果てには自転車が身体の中にゴミとして溜まっていたわけですから。それをきれいにしてくれた人に対しては神様と言えども「よきかな」と言いたくなりますよ。

ここまで書いていると、「よきかな」の一言に、「あ~すっきりした~気持ちよかったよ~ありがとね~」という意味が含まれているのではないかと感じてしまいました(笑)


川の神に名前やモデルはあるの?

「よきかな~」というセリフを残して、気持ちよく去っていった川の神様。名前やモデルはあるのでしょうか。

川の神様の名前は?

調べた結果、正式な名前はありませんでした。映画の中でも「オクサレ様」と呼ばれて、千がきれいにした後には「名のある川の神」とだけ呼ばれていましたからね。

川の神様のモデルは?

正式な名前がついていませんから、そうなるとモデルとなった川もありません。

しかしながら私が考察する限り「日本の川」がモデルとなったといえるのではないかと思うのです。高度成長期、日本はとても豊かできれいな自然を犠牲にしてまで経済優先で来ました。

その結果、人の欲望によって、ゴミが不法に投棄されたり、工業排水によって綺麗な川は汚れていきました。

それまで日本の川は自然豊かできれいな水でしたから飲むこともできれば、魚も自由に泳いでいる。そういう時代があったはずです。

今一度、きれいな川のある生活を目指したいものです。
千が「オクサレ様」と呼ばれていたものを、甲斐甲斐しく磨いていくことによって本来の姿「川の神様」にもどしたように、生活を改める必要があるかもしれませんね。

ハクも川の神様だった?

川の神様からいただあいた「団子(ニガダンゴ)」を口にしたことによって、湯婆婆が操るために体に忍ばせていた「黒い虫」を吐き出したハク。

その結果、そのハクが映画の最後の方で名前を思い出しますね。それが「ニギハヤミコハクヌシ」という名前。

これは、千が以前に住んでいた町の近くに流れてた「コハク川」という川の神様だったのです。

思いだした時のシーンですね。目がとてもきれいになっているな~と思いました。




千と千尋の神隠しの川の神の団子やよきかなのセリフのまとめ

今回は、映画「千と千尋の神隠し」に登場する川の神様がくれたの団子やよきかなのセリフの意味を考察してみました。

団子は「浄化させる物であり、よきかなは「よくやってくれたね~」という意味。もっといえば「よくやってくれたね~ありがとう~」という感謝の気持ちがこもった意味ではないかと思うのです。

川の神様とのやりとりを通じて、ひとつ成長した千。そして、その川の神様がからいただいた「団子(ニガダンゴ)」は物語の域―アイテムとなりました。

私もニガダンゴを食べたら、きっと多くの物が身体から出てくるのではないかなと思っています(笑)

欲望に身を任せて金を稼ぐために自然を壊すのではなく、川をきれいにしたり、自然を共存しながら生活を送っていこうと思わせてくれた場面でした。

以上が私の考察となります。

お読みくださり、ありがとうございましたm(__)m