こんにちは、小法師です!

毎回選挙が近づくと選挙カーから聞こえてくる「立候補しました~です!~でございます!」の声。はっきり言って…うるさい!と感じてしまうことがあります。名前を連呼すればいいというものではにでしょうし、迷惑になっていることもあるんじゃないかと思うのです。

そこで、選挙カーがうるさい時間がいつからいつまでなのか、また、選挙カーでの宣伝活動に時間やルールがあるのかということを調べてみました。

早速行ってみましょう!



選挙カーがうるさい時間はいつからいつまで?

選挙のたびに朝早くから夜暗くなるまで鳴り響くウグイス嬢の声。演説なのか、名前の連呼なのか、よくわからないその時間。

「騒音じゃないか!」と感じてしまうくらい、選挙カーでの宣伝活動が続きますね。いつからいつまで、その時間は続くのでしょうか・・・。

選挙カーがうるさい時間

いつからいつまで?

8時~20時まで

※公職選挙法第140条の2(連呼の禁止)に定められています。下記リンク先ででは、その条文を確認することができますよ。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC1000000100#1246

選挙カーがうるさい期間

いつからいつまで?

衆議院議員選挙 投票日前日までの12日間
参議院議員選挙・県知事選挙 投票日前日までの17日間
県議会議員選挙 投票日前日までの9日間
市長選挙・市議会議員選挙 投票日前日までの7日間
※「公職選挙法・第129条(選挙運動の期間)」に定められています。全て「公示(告示)日から投票日の前日まで」となり、その期間を示しています。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC1000000100

うるさい時間は8時から20時までと、しかも選挙ごとに選挙活動ができる期間が公職選挙法で決まっていることがわかりました。

「うるさい時間が12時間もですか・・・」という感じですね。平日であれば通勤・通学で家にいない方も多いかもしれませんが、土日となると、朝8時だとまだ休んでいる方もいらっしゃいますよね。

 

赤ちゃんであったり、夜勤明けの方々にとっては結構キツイのではないかと思います。
娘さんが昼寝中の選挙カーの演説は騒音以外何物でもないと感じてしまいますよね。音量気にしないのかな。

 

選挙カーのスピーカーから流れる音で目が覚めてしまう方も・・・

 

土地によっては選挙カーが来てくれることで、その人に投票しようと思う方もいらっしゃると・・・迷惑だけではないという意見も。




選挙カーの運営にルールはあるの?

8時から20時まで選挙カーでの活動が行われるのですが、運営にルールはあるのでしょうか。調べてみたところ「公職選挙法」に定められていることがわかりました。

法律は読みずらくわかりづらくもあるので、簡単にまとめてみました。

選挙カーの台数は決められている

選挙カーの台数は選挙の種類ごとによって決まっています。

例えば、衆議院(小選挙区選出)議員選の場合はひとり1台、参議院(比例代表選出)議員の選挙の場合は2台といったようなルールがあります。

うるさいのに、これが「制限なく選挙カーを利用していいよ」となったらどうなるか・・・選挙期間中、至る所に選挙カーだらけになってしまいますね。さすがにそれは勘弁してください!

 

◆根拠法令:下記リンク先は「公職選挙法 第141条(自動車、船舶及び拡声機の使用)」となります。

この条文には、使用できる選挙カーの台数や拡声器の台数などが定められています。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC1000000100#1250

 

選挙カーで走っている時は演説はできない

走行中の選挙カーから聞こえてくるのは名前やキャッチフレーズの連呼ばかり。

公約等、有権者が選ぶ上で大切なことを聞いたことがありません。「名前ばかり連呼してうるさいよ!」と思ったことがありますが、実は、走行中の選挙カーから演説が聞こえてこないのはルールで禁止されていたからなんです。

公職選挙法の第141条の3において、「選挙運動のために使用される自動車の上においては、選挙運動をすることができない」とあります。

これは「選挙カーに乗りながら選挙活動はしてはいけませんよ」ということ。

ただし、例外があって下記2点においては認められているんです。

 

◆公職選挙法 第140条の2において

・自動車の上において選挙運動のための「連呼行為」をすること

公職選挙法の第141条の3において

・停止した自動車の上において選挙運動のための演説をすること

 

「走行中の連呼行為はOKで、演説したいなら停止中にしてね」ということです。だから、走行中の選挙カーから聞こえてくるのは演説ではなく名前やキャッチフレーズの「連呼」だけが聞こえてくるんですね。

 

◆根拠法令

下記リンクは「公職選挙法 第140条の2(連呼行為の禁止)」となります。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC1000000100#1262

下記リンクは「公職選挙法 第141条の3(車上の選挙運動の禁止)」となります。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC1000000100#1266

◆参考サイト NHK選挙WEB

https://www.nhk.or.jp/senkyo/chisiki/ch18/20160625.html

※『【世にも“奇妙な”公選法】一体なぜ!? 連呼しつづける選挙カー』として、連呼し続ける謎が書かれています。

 

学校や病院付近では静かにすることは努力義務

以前、病院の近くに住んでいた時、思いっきり選挙カーからの声が聞こえてきたことがあります。これはなんとかならんのかな~と思うと、ルールがありました。ただし・・・。

調べてみると「公職選挙法 第140条の2」において、「選挙運動のための連呼行為をする者は、学校及び病院、診療所その他の療養施設の周辺においては、静穏を保持するように努めなければならない」とあります。

「努めなければならない」という言葉が非常に曲者ですね。いわゆる努力義務ですよ・・・。

学校や病院近くを選挙カーで走ったとしても「静かにするよう努力しました!」となれば、許されてしまうってことですね。

学校近辺であれば住宅街ということも考えられるでしょうから、赤ちゃんを寝かしつけている方、夜勤明けの方もいるわけですし、病院なら患者さんが病気を治そうとしている。

せめて選挙カーが走るルートを考えるとか、ウグイス嬢が手を振るだけにするとか、対策はないものかと思うのですが、罰則があるわけでもありませんから、通り過ぎるのを待つしかありません。

◆根拠法令

下記リンクは「公職選挙法 第140条の2(連呼行為の禁止)」となります。

この条文の中に「選挙運動のための連呼行為をする者は、学校及び病院、診療所その他の療養施設の周辺においては、静穏を保持するように努めなければならない。」とあります。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC1000000100#1262

 

患者さんからすれば逃げ場はないですよね。配慮が必要ではないかと思います。

 

病院や保育園の横を大音量で選挙カーが通り過ぎていく・・・迷惑しか感じないから選挙への興味が薄れるという考えも。

 

努力義務とはいえ、ルールを守ろうとする方へ信頼度は増すのでしょう。




選挙カーでの名前連呼は逆効果では?

選挙のたびに走り回る選挙カー。名前連呼にもルールがあるのはわかりました。実際はこれしかできないということかと思いますが、逆効果ではないかと思うのです。

名前を連呼する効果があるのか、また、実際に選挙カーの声を聞く人たちはどう思っているのかTwitterにて調べてみました。

心理学的な効果

名前の連呼にどんな効果があるのか調べてみたところ、「単純接触効果」というのがありました。「ザイアンス効果」とも呼ばれているそうです。

これは、「接する機会が多ければ多いほど、相手に対して好感を抱きやすくなる」という効果だそうです。

CMで流れている音楽、何回も聞いていると勝手に口ずさんでいるなんてこと、ありませんか?これも一種の単純接触効果と言われています。

名前の連呼しかできないとしても、それを続けていくことによって、有権者の耳には届いてしまうわけです。

ですから、公約とかは経歴とか関係なく投票してしまうなんてことに繋がっているのかもしれません。しかし、その反対もあって「この人には投票をしない!」という逆効果に繋がっているなんてことも(笑)

◆参考:ザイオンス効果(単純接触効果)とは

https://biz-shinri.com/dictionary/zaionsu-effect

名前連呼に対する反応

「選挙カー廃止を公約すれば投票するのに」とストレートなご意見ですね。

 

「絶対に入れない候補の条件」に名前連呼が入ってしまっていますね。逆効果になっています。

 

公職選挙法でできることが規定されているということ、私は知りませんでした。意外とそういう人も多いかもしれません。

 

車を停めれば演説しても大丈夫ですからね。そこで政策を訴えた方が有益ではないでしょうか。

 

選挙カーがなければ選挙の実感がわかないという意見も。戸別訪問は絶対に嫌ですが、選挙に興味関心を持ってもらうためにも、違うアプローチ方法が必要かもしれません。

 

ここまでTwitter上での反応を調べてみましたが、うるさいという声が多く、選挙カーでの名前連呼は逆効果になっているケースが多いのではないでしょうか。

その反面、選挙カーがなければ選挙の実感も湧かないという意見も。その土地によって条件は違いますからね、一概に都市部だけの活動で判断ができないという問題もあるかもしれません。

選挙カーがうるさい時間やルールに関するまとめ

選挙カーで名前連呼しかできないのは、そういう法律があるということを今回初めて知りました。Twitterで調べていても私と同じように知らない方が多いように感じましたね。

選挙カーがうるさい時間たいについては、次のように決められていました。

 

選挙カーがうるさい時間

いつからいつまで?

8時~20時まで

※公職選挙法第140条の2(連呼の禁止)に定められています。下記リンク先ででは、その条文を確認することができますよ。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC1000000100#1246

選挙に出馬する方は、限られた条件の中で活動をされていますね。

「地域や国を良くしたい!」という想いがある中での立候補ですから、それを応援したいとは思います。

でも、選挙期間中の選挙カーを使っての運動が、赤ちゃんや病気をお持ちの方々にとって負担になることもあるということを理解して活動をお願いしたいなと思います。

選挙カーがうるさい時間帯は、法律やルールが変わらない限り続いてしまいます。

それでも、選挙には必ず行って意思表示はしてきます!

お読みくださり、ありがとうございましたm(__)m